2020年6月22日

大阪製鉄7月契約、一般形鋼5000円値上げ

 大阪製鉄は22日、7月契約分の一般形鋼販売価格(等辺山形鋼・不等辺山形鋼・溝形鋼)を前月比でトン当たり5000円引き上げると発表した。新型コロナウイルスの影響などで需要の端境期が長引いているが、減産下にもかかわらず、電炉主原料となる鉄スクラップ価格が急騰し「これまでにない厳しい経営環境となっている」(同社)ことなどから値上げに踏み切った。