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鉄鋼輸出 4月270万トンに減少 船舶の手配難も影響

財務省が20日に発表した貿易統計によると、全鉄鋼ベースの4月の輸出量は前年同月比4・0%減の270万4000トンで、12カ月連続で前年同月を下回った。前月比でも13・3%減。前月は期末の出荷促進もあって1年ぶりに300万トンを超えたが、新年度入り後は再び300万トン割れの状況に戻った。海外市況がアジア地域でもホットコイルで1000ドルを超える水準に高騰するなど全品種で全面高の展開になっているため、高炉筋では輸出向けを増やす方向で動いているようだが、日本製鉄やJFEスチールがいまだ一部高炉をバンキングや改修で止めているため能力制約があるほか、輸出向け船舶の手配が十分にできないことなども影響したもようだ。