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コベルコマテリアル銅管の事業戦略 角田秀夫社長に聞く 下期需要、徐々に改善へ

 銅管メーカーを取り巻く環境は新型コロナウイルス禍で不透明感を増している。設備投資や学校設置需要の低迷で業務用エアコン向けが減退。家庭用エアコン向けは底堅さがあるものの、銅管メーカー各社は販売量を大幅に減らしている。国内最大手のコベルコマテリアル銅管(本社=東京都新宿区)の角田秀夫社長に事業環境や今後の展望を聞いた。

 ――2020年度上期を振り返って。

 「秦野工場(神奈川県)の月平均販売量は前年同期比26%減の3480トン。当初計画の4550トンを24%下回った。家庭用エアコン向けの販売量は出足が不調だったものの、5月末から新型コロナウイルス対策の特別定額給付金や在宅勤務の普及で需要が戻り、当初計画に対し6%減にとどまった。一方、業務用エアコン向けは新型コロナ禍で多くの事業者が設備投資を控えたため35%減と落ち込んだ」

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