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関西で強い値上げ観測 本紙鋼材流通調査(下) 強気の薄板、条鋼類は慎重

産業新聞社・流通取材班が本年4月中旬までに関東、関西地区で実施した鋼材流通アンケートによると、2020年度は下期に新型コロナウイルス感染拡大による鋼材需要の減退は年度下期から持ち直し、市況は上昇したことが示された。コロナ収束は見えないものの、21年度上期も鉄鋼メーカーによる鋼材値上げを受けて、流通段階での価格転嫁に伴って市況は「上昇・強含み」の回答は71・8%に上り、引き続き上昇局面を予測していることが分かった。今後の転嫁額は「トン当たり5000円から2万円」が8割近くに達した。本年度上期の見通しで需要は「横ばい」58・4%、自社の販売数量も「横ばい」53・8%で現状水準が続くとみている。
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