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新会長に聞く/日本伸銅協会/石田徳和氏/高品質・加工性に強み

日本伸銅協会の新会長に5月、三菱マテリアルの石田徳和執行役員が就任した。伸銅品生産が新型コロナウイルス禍による落ち込みから回復を続ける一方、銅価格高騰による銅離れが新たなリスクに浮上する。国内伸銅業の取り組むべき課題や需要展望などを石田新会長に聞いた。

 ――直近の需要環境はどうか。

 「伸銅品生産量は回復を続けており、2019年度の水準に戻りつつある。半導体不足による自動車メーカーの減産の懸念もあったが、足元では需要家の在庫積み増し需要で堅調さを維持する。製品別では銅条が好調な車載半導体を背景に高水準の生産状況を続け、銅管も家庭用、業務用エアコン関連の需要がともに伸びている。黄銅棒も住宅関連は停滞しているが水栓金具や車載関連が堅調だ」
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