2022年1月14日

脱炭素化の潮流で 鉄スクラップの価値高く/利用が拡大、需給構造大変革期に/安定的供給へ 下級品種の活用焦点

 世界的に脱炭素化の流れが加速する中、電炉主原料となる鉄スクラップの価値が一段と増している。2050年までに脱炭素社会の実現を目指す「2050年カーボンニュートラル(炭素中立=二酸化炭素の排出量と吸収量をプラスマイナスゼロにすること)」に向けて、国内外で鉄鋼大手が革新的な製鉄技術の開発を目指す一方、電炉シフトや鉄スクラップの利用拡大などに向けて動きだしたためだ。中国を中心としたアジアの旺盛な鉄鋼需要に加え、世界的な潮流となりつつあるカーボンニュートラルの影響を受けて、鉄スクラップ需給の構造が大きな変革期を迎えている。

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