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JFE電制、知多で技能オリンピック 中部圏初開催 53人参加

 JFE電制は16―17日の2日間、JFEスチール知多製造所内で、2014年度技能オリンピックを開催した。全国の拠点から53人の技能者が参加、日ごろの業務で培った技能を競いあった。

 技能オリンピックは、社内における技能伝承を中心とした若手の育成や、取引先などに対するメンテナンス能力アピールなどの観点から、毎年1回開催している。7回目となる今回は中部圏で初めて開催された。

 競技は、交流電動機の分解・組み立てや、回転機の芯出し調整、直流電動機整流子の面取り・アンダーカット、高圧電源盤や調節弁などの点検・整備など8種目で実施。入社7年以下の「若手の部」と10年以上の「匠の部」に分かれ、一部の競技では、匠のみの参加、若手と匠による共同作業も行われた。

 技能者が培った感覚に基づいた手作業による競技が中心で、参加選手は高い精度と一定の速さが求められる作業に、真剣なまなざしで取り組んだ。

 競技には、競技者や審査員、スタッフなど同社から延べ335人が参加。メンテナンス技術などを紹介する技術技能商材などのPR展示コーナーも設け、JFEスチールおよび一般の取引先から2日間で計163人が来場した。

 競技終了後、菱沼社長は、「どの競技も接戦で、毎年実力が上がっているという印象を受けた。また技術と技能を定量的に評価される良い機会として、多くの社員にチャレンジしてもらいたい」と講評を述べた。

 入賞者は次の通り(カッコ内は事業所)。

 【匠の部】<最優秀者>▽交流電動機分解組立作業=宮内悠太(福山)▽回転機の芯出し調整作業=富塚昌弘(京浜)▽直流電動機整流子面取り・アンダーカット作業=松田健司(倉敷)▽軸受けメタル点検摺り合わせ作業=荒木賀啓(知多)・永井晃平(同)▽高圧電動機クサビ点検取替え作業=岡田真治(福山)▽差圧発信器の点検整備作業=得平章太(倉敷)▽流量調節弁の分解点検整備作業=富脇幸彦(京浜)▽高圧電源盤の点検整備作業=江種晃一(福山)・石井雄之(同)

 【若手の部】<3種目総合>▽最優秀者=山本幸司(福山)▽優秀者=中力浩之(倉敷)