2015年7月15日

新日鉄住金・藻場再生事業 秋元才加さん、北海道・増毛の現場を見学

コンブを手にする秋元さん
タレントの秋元才加さんが、新日鉄住金が北海道増毛郡増毛町の舎熊海岸において、スラグ・セメント製品「ビバリーユニット」を活用して藻場再生事業を行っている現場の見学に訪れた。これは雑誌「ダイバー」の取材によるもので、体験内容は後日雑誌に掲載される。

近年、日本各地の沿岸で海藻群落の衰退・消失によって発生する磯焼けが発生し、漁業に大きな悪影響を与えている。この問題に対して新日鉄住金では、全国各地で製鋼スラグを用いた藻場再生の検証実験を行っており、製鋼スラグを設置した区画は他と比較して海藻生長量が多い傾向が示されている。

2010年には全国漁業協同組合連合会が制定する製品安全確認認証制度において、安全な製品との認証を受けた。この制度は漁場造成・再生用の資器材について、全国水産技術者協会が有用性・安全性に関する技術認定をした製品について承認するもので、漁業者に安心して使用してもらうための環境も整えている。

当日は絶好の天候のもと、秋元さんは担当者から説明を受けたのち、ビバリーユニットが設置されている海岸にダイビング。海岸一杯を埋め尽くしたコンブを持ち上げながら、満面の笑顔を見せていた。

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