2021年1月14日

鉄スクラップ関東輸出価格、6041円高の4万4751円

 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)が13日に実施した1月契約分(2月積み)の鉄スクラップ輸出入札の落札価格(H2)は、FASトン当たり4万4751円となった。12月実施の前回より6041円高く、2008年9月以来12年4カ月ぶりに4万円台に到達。世界的な鉄スクラップ不足や中国の輸入再開などが強気材料となって地区相場を2500円以上上回った。関東地区の需給は年初から緩みだしているが、堅調な国際価格が相場の下支えになりそうだ。

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