2013年5月21日

韓国、鉄スクラップ 13年輸入増傾向

 韓国の鉄スクラップ輸入量は、2013年も増加傾向が続く見込みだ。粗鋼生産能力が拡大する中、国内景気の低迷で国内発生量が減少。原料需要を賄うため、輸入量を増やしている。12年の輸入量は1010万トンと6年連続増え、過去最高を記録。日本からが最も多く、5割弱を占めた。日本の韓国向け輸出は12年に490万トンと大幅に増え、過去最高を更新したが、13年はさらに増える可能性がある。