非鉄金属スクラップ・リサイクルニュース



2025年11月27日

三菱マテの新中期経営戦略 Eスクラップ処理倍増へ タングステン再生率100%

 三菱マテリアルは、資源調達環境が厳しさを増す中でリサイクルを一段と強化する。2035年度までに製錬リサイクル原料となるEスクラップ(廃電子基板類)の処理量を倍増させる考え。タングステンは30年度にリサイクル率100%を目指す。次期3カ年中期経営戦略(26―28年度)期間は約5000億円のキャッシュアウトを計画し、製錬やタングステンなどのマテリアル領域に重点投資する。