2018年12月12日

米鉄スクラップ、3カ月ぶり小幅反落 トルコ向け低迷など影響

 米国鉄スクラップ相場が今年9月以来、3カ月ぶりに反落した。商社などによると、海外市況の指標の一つとなる米国コンポジット価格(ピッツバーグ・シカゴ・フィラデルフィアの東部3地区平均)は、現地10日時点で前週比3・33米ドル安の335・17米ドル(HMS・No.1、約3万8100円)。粗鋼生産水準が高く、国内鉄スクラップ需要は堅調だが、トルコ向けを中心とした輸出の低迷が値下がりにつながったとみられている。

スポンサーリンク