2013年7月16日

鉄スクラップ、関東 底割れ懸念やや後退

 関東地区の鉄スクラップ市況は、先安観を残しながらも底割れ懸念はやや後退している。韓国向け輸出価格の下落傾向や、夏季の電炉メーカーによる鉄スクラップ消費量の減少見通しから需要環境は厳しいが、10日の関東鉄源協同組合の鉄スクラップ輸出入札が浜値や地場炉前価格を上回ったことで様子見ムードを強めている。