2015年8月6日

鉄スクラップ関西地区市況、姫路中心に下落局面

 東京製鉄の鉄スクラップ購入価格引き下げを受けて、関西地区では姫路を中心に再び下落局面を迎えている。東鉄は5日入荷分から姫路市況に影響の大きい岡山工場を含む全拠点で買値を引き下げ、同日から姫路電炉メーカー4社が一斉に買値引き下げを実施。一方で、大阪地区では今週から鉄スクラップ共同輸出の船積みが行われている影響で「メーカー入荷がやや減少している」(商社)ことなどもあり、同日からの買値引き下げは一部にとどまっている。

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