2017年1月20日

鉄スクラップ、関東浜値が調整局面

 関東地区鉄スクラップの湾岸浜値が調整局面に入っている。輸出価格の下押し傾向による先安観から、先週末から今週にかけて輸出シッパーへの入荷が徐々に増えており、地区湾岸浜値で買値修正の動きが進んでいる。一方、地区電炉メーカーは鉄スクラップ購入建値を変更していないものの、「浜値の下落で、地区メーカーへの入荷が促進される可能性がある」(大手シッパー)との見方があり、ここにきて市況、需給ともに変化が生じている。

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