2018年11月13日

鉄スクラップ、国内市況が続落 アジア向け停滞、需給緩和

 国内鉄スクラップ市況が先週末に続落した。アジア向け輸出の停滞に伴い、海上便を含めた国内メーカー向けの鉄スクラップ出荷が増えて需給が緩んだ。東京製鉄が先週10日入荷分から全拠点で鉄スクラップ購入価格を一律トン1000円引き下げ、各地区にも電炉各社の買値引き下げの動きが波及している。一方、国内鉄スクラップ需要が堅調な中でメーカーへの出荷が進み市中在庫が減少し、「年末年始に向けた鉄スクラップ確保の動きが広がれば、一転して需給がタイト化する可能性もある。また、輸出対比で国内が割安になればヤード在庫を積み増す動きも出てくるのでは」(流通筋)との声も聞かれる。

おすすめ記事(一部広告含む)