2019年10月23日

スクラップ品質問題深刻化、ブランド毀損防止へ業界挙げて意識改革

 ヘビースクラップへの基板類などの混入による品質悪化が深刻化している。国内電炉メーカーでは納入されたスクラップから基板、モーターなど雑品由来の異物混入事例が増加。またスクラップ輸出においても、同様の品質低下を背景に事前通関で輸出が差し止められるケースが起こるなど問題が拡大しており、日本産スクラップのブランド毀損にも発展しかねない状況に、日本鉄リサイクル工業会も事態の改善に向けアクションを本格化している。

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