2020年2月21日

大阪組合 鉄スクラップ共同輸出入札 H2、2万3750円

 大阪金属リサイクル工業協同組合(理事長=多屋貞一・伸生スクラップ社長)が20日に実施した鉄スクラップ共同輸出入札は、成約価格がH2トン当たり2万3750円(大阪湾岸FAS)だった。今月12日に関東鉄源協同組合、関西鉄源連合会がそれぞれ実施した鉄スクラップ共同輸出入札の成約価格に比べて1000円高い。トルコ向けの鉄スクラップ輸出価格が続伸したことを背景に、アジアの需要家から米国に比べて割安な日本のスクラップへの引き合いが増えたことなどが値上がりにつながったとみられる。