鉄スクラップ・リサイクルニュース



2025年9月25日

鉄リサイクル工業会会見 ヤード適正化進捗評価 行政の理解と協力寄与

 日本鉄リサイクル工業会は24日に東京都中央区の鉄鋼会館で定例記者会見を開いた。木谷謙介会長(シマブンコーポレーション社長)は、全国の鉄スクラップのヤード(保管場)の運営の適正化の動きが、国や自治体の法令整備などによってこの2年間で進んだとの認識を示した。経済産業省、環境省、警察庁などの理解と協力があったとした。今後は国税庁や出入国在留管理庁も交えた「(不適正ヤードに対する)実効性のある包囲網」を望むとし、工業会は「国の施策を側面支援」すると述べた。