2016年2月17日

アルミ缶、15年需要10%増加

 アルミ缶リサイクル協会(遠藤政宏理事長)が16日発表した国内の飲料用アルミ缶需要量によれば、2015年は対前年比10%増の222億缶と、20年以上ぶりの大きな伸びとなる見通しだ。コーヒー缶の一部が、スチール製からアルミ製に替わった影響が大きかった。16年は2%増の225億4000万缶と、引き続き需要の伸びが期待できそう。ビール以外のアルコールや非アルコール飲料がけん引する。一方、これまでアルミ缶需要を支えてきたビール向けは、100億缶の大台を下回るとみられる。