2017年5月2日

2016年度鉄スクラップ輸出、3年連続増863万トン 向け先上位3国増加

 財務省の貿易統計によると、2016年度の日本からの鉄スクラップ輸出量は863万4720トンで前年度比7・1%増と3年連続で増加した。向け先を見ると、韓国が363万3979トンで同11%増、中国が203万1342トンで同10・2%増、ベトナムが183万2322トンで同2・4%増となり、上位3国がそれぞれ増加。台湾は71万795トンで同3・3%減少。また、新たな輸出先として注目されているインドは1万8952トンで同80・8%減だった。このほか、バングラデシュが20万9049トンで同2・1倍と大幅増となる一方、インドネシアは10万4542トンと同40・5%の大幅減になっている。