2021年1月26日

関東地区の鉄スクラップ、相場下げ足早まる

 関東鉄スクラップ相場の下げ足が早まっている。電炉大手の東京製鉄・宇都宮工場は今月14日からの10日間で鉄スクラップの仕入れ値引き下げを3回実施し、累計下げ幅はトン5000円になった。海外相場が値下がりしたことが原因。輸出向けに流れていた分の荷物が、船積みが停滞したことで電炉メーカーに入り出し、地区内の需給が急激に緩んだ。

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