2024年12月23日

JFEなど、液化水素貯槽向け材料 大型引張試験に成功

 JFEスチールとJFEテクノリサーチ、鈴木商館(本社=東京都板橋区、鈴木慶彦社長)の3社と東京大学川畑研究室は20日、世界で初めて、水素液化温度(マイナス253度)で大型広幅の引張試験に成功したと発表した。水素の供給で用いる、大型液化水素貯槽向けのステンレス鋼(SUS316L)で安全性を実証できた。液化水素貯槽向け材料が、極低温でも使用できる安全性を評価する試験技術も初めて確立した。水素社会の実現に向けて、ステンレス鋼の適用拡大が期待される。







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