2025年7月24日
東京製鉄・岡山、中国電力と連携 電力需給調整でCO2削減 「上げDR」再エネ活用
東京製鉄は23日、2025年度から岡山工場で中国電力との協働により新しい形の「上げのデマンドレスポンス(上げDR)」を開始したと発表した。新スキームの上げDRは、25年4―6月、同10―11月、26年3月の計6カ月で実施する計画で、すでに4―6月の3カ月で約730万キロワット時の電力需要を創出し、約3800トンのCO2を削減した。これにより、岡山工場で製造段階におけるCO2排出量を削減した「脱炭素・循環型鋼材」の生産を進め、社会全体のカーボンマイナスに貢献する。