非鉄金属スクラップ・リサイクルニュース



2025年9月22日

加藤工業所、富岡に5トン回転炉 国内外で生産能力増強

 アルミドロスのリサイクルを手掛ける加藤工業所(本社=栃木県鹿沼市、加藤栄社長)は、アルミベースメタルの生産工程における生産性向上を目指し、10月をめどに栃木県鹿沼市の富岡工場に5トン回転炉を導入する計画だ。工場構内の環境改善を推進するため、富岡工場と石川工場(石川県加賀市)の集じん機の大型化も進める。同時にタイ工場でも3トン回転炉を増設し、7基体制とする。国内外で生産体制の最適化を促進する考えだ。