2012年8月16日

中国大手鉄鋼2社、高級鋼板受注が拡大

 中国の大手鉄鋼2社が、高級鋼板の品質を高めて受注を増やしたと発表した。

 河北鋼鉄集団は、傘下の唐山鋼鉄が厚めっきの高強度溶融亜鉛めっき鋼板を開発し、海外の取引先に自動車外板として納入する。首鋼集団はパナソニックやハイアールなど、日系・中国系家電向けに受注を拡大し、傘下の首鋼京唐の家電用表面処理鋼板の1―7月累計生産が、すでに年間計画を上回った。高級鋼分野により進出し、輸入代替を進め、増える国内需要の取り込みを図っている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more