2012年11月1日

東京地区のNi系ステン冷薄、価格見直し機運

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は横ばい。流通段階での在庫調整は一段落したものの、荷動きは相変わらず低位で、秋需の盛り上がりは見受けられない。原料ニッケルのロンドン金属取引所(LME)価格が弱含み推移しているため、マーケットには先安観があり、様子見姿勢の流通が多い。足元、SUS304ベースサイズはトン25万円どころだが、ニッケル価格、スクラップ価格次第で市況は一段安の展開もある。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more