2011年8月24日

インド鉄鋼3社、価格転嫁で明暗分ける 4―6月

 インド鉄鋼大手3社の4―6月業績は、明暗が分かれた。最大手のスチール・オーソリティ・オブ・インディア(SAIL)は、単独純利益が前年同期比で減少したが、タタ製鉄とJSWスチールは増益。SAILは輸入原料炭の価格上昇が響いたと説明した。

 タタとJSWは、粗鋼生産がそれぞれ4―6月の最高を更新し、高付加価値製品の販売を伸ばした。7―9月以降は原料価格が高止まりする中、内需の安定成長が続き、販売増に価格改善が伴えば、増益基調を保つ可能性が高い。







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