2011年9月14日

ときわ会 H形在庫20万トン割れ 4カ月ぶり

 新日本製鉄によると、8月末のときわ会H形鋼の全国流通在庫は19万2600万トンと前月末比6・6%減り、4カ月ぶりに20万トンを割り込んだ。2カ月連続の在庫減となったが、「在庫率は2・31カ月といまだ過剰な水準」(建材営業部)。新日鉄は7、8月に続き9月も減産体制を維持し、在庫適正化を最優先課題とする考えだ。

 販売価格については、据え置くことで実質的な受注見送りを継続。事業継続可能な水準に市況レベルが回復するまで、需給調整に注力する。在庫量は17万トン程度が適正と見ており、「現状は、まだ過渡期」(同)という。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more