2011年2月1日

中国のアルミ合金メーカー、原料高騰で収益悪化

 アルミ原料価格の高騰で、中国のアルミ二次合金メーカーの収益が悪化している。メーカーがアルミ原料の多くを調達する北米市場について、怡球金属資源再生(中国)のケニー・リュー・営業/物流/原料部長は「内需増加と悪天候に伴う発生減、LME銅相場高などの影響で、玉不足と価格高騰が一段と深刻化している」と指摘する。

 1月下旬にアルミ地金相場が小幅下落した際も、北米のアルミ原料相場はジリ高基調で推移。この影響で中国のAD12・1オファー価格も高止まっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more