2011年5月25日

住友商事、アフリカのニッケル生産 年度内に開始

 住友商事はアフリカ・マダガスカルで、本年度中にニッケルの生産を開始する。カナダや韓国の企業と、総額45億ドル(約3600億円)以上を投じて進める「アンバトビー・プロジェクト」の一環で、2010年後半の生産開始を目指していたが、精錬所の工事の影響などで遅れていた。

 生産開始後は徐々に操業率を引き上げ、13年度に当初計画通り、年間6万トンのフル操業を行う。住友商事にとって鉄鉱石などと並ぶメーンプロジェクトの一つであり、初めてのニッケル開発案件が本格的に立ち上がることになる。







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