2013年7月2日

中国鋼材輸出、1-6月 リーマン後最高更新へ

 中国の1―6月累計の鋼材輸出量は、2008年のリーマン・ショック後の半期別で最高となる見通し。前年同期比約15%増え、3000万トンに達する勢い。粗鋼生産量が過去最高水準に増える一方で国内需要が停滞しているため、鉄鋼メーカーが輸出に振り向けている。中国の輸出増に対して東南アジアや欧米が反発を強めていることで、中国内でも今後輸出が減る見方も出始めているが、過剰能力が輸出圧力をかけ続け、貿易摩擦が広がり、他国の鋼材貿易に影響を与える可能性もある。







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