鋼板円すい曲げ加工専用機 栗本鉄工所が新型開発

　栗本鉄工所は、鋼板の円すい曲げ加工専用機「クリモト　コニカルベンディングロール」を開発し、4月から受注を開始する。自社開発した演算ソフトと2本のボトムロールがハの字状に開く独自機構などにより、円すい曲げ加工を容易にしたほか、母材となる鋼板の端曲げ加工機能も搭載。円すい曲げ加工専用機に、端曲げ機能を搭載したのは初めてという。今後は食料関係などの粉体・粒体容器やダクト・配管類、風力発電用ポールや煙突といった鋼構造物等を手掛ける鋼板加工業・メーカー向けに、初年度10台の販売を目指す。