新日鉄住金、インドネシア合弁 車鋼板工場で起工式

　新日鉄住金は26日、インドネシアの鉄鋼大手、ＰＴクラカタウ・スチールとの合弁で新設する自動車鋼板工場の起工式を25日開いたと発表した。約3億ドル（366億円）をかけて冷延ハイテンとめっきハイテン両方に対応できるラインを2017年半ばに立ち上げ、高級鋼を現地の自動車工場に安定供給する。新日鉄住金の太田克彦副社長は新工場に最先端の技術と設備を持ち込み、クラカタウの事業基盤と組み合わせてインドネシアの成長をけん引する自動車産業に貢献する考えを示した。