2017年3月6日

鉄産懇・佐伯会長、輸入鋼材の監視強化 不公正貿易「救済措置求める」

 鉄鋼産業懇談会の佐伯康光会長(新日鉄住金副社長)は3日の会議後、「1月の輸入鋼材が前月比6万トン増の50万トンに達した。とりわけ韓国材は前月比7万トン増の32万6000トンと直近ピークの2014年3月に迫り、ホット、冷延、めっき鋼板ともに増えている」と強調。加えて「入着価格はホットの場合で台湾材が前月比トン2000円高、韓国材も3000円高にとどまり、両国の市況上昇幅に比べて小さい」と指摘。「数量・価格両面のモニタリングをより強化し、不公正貿易については救済措置の発動を求めていく」との姿勢を示した。







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