2013年1月22日

東京地区の普通鉄線、先高ムード漂う

 普通鉄線は足元横ばいも、先高気配が漂う。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。新日鉄住金が18日、線材・BICを2月出荷分からトン5000円値上げする方針を打ち出し、同時に大手伸線メーカーも値上げを発表するなど、供給サイドにおいて値上げ機運が高まっている。一方、需要サイドでは「ユーザーとはまだ温度差がある」(問屋筋)など、実需は伸びを欠いている。新値浸透には、まだ時間を要するとみられる。







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