2017年7月3日

中国・済南鋼鉄が高炉閉鎖

 中国の鉄鋼能力の削減が大手国有企業でも具体化してきた。山東鋼鉄集団傘下の済南鋼鉄は29日に第1高炉(炉内容積3200立方メートル)と第3高炉(同)の最後の出銑を終え、59年の歴史を持つ製鉄所を閉鎖する。中央政府は能力削減に加えて違法鋼材「地条鋼」を6月末までに全廃。需給調整の効果が上がり、鋼材市況は当面、強い基調を維持しそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more