2013年3月11日

新日鉄住金、被災農地除塩に協力 転炉スラグが効果発揮

 新日鉄住金と東京農業大学、相馬市、JAそうまは8日、震災で津波被害を受けた福島県相馬市の農地で、転炉スラグ肥料を大規模に活用する実証計画を発表した。既に1・7ヘクタールの水田で、転炉スラグ肥料の除塩効果を実証しており、2013年度から50ヘクタール程度に適用地を拡大する。

 新日鉄住金は転炉スラグ肥料を無償提供して協力する。震災復旧・復興関係で新日鉄住金の鉄鋼スラグが約90万トン使われており、今後も新たな用途開発や提案を通じて、復興に貢献する。







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