2018年3月22日

普通鋼電炉のコスト増、18年度700-800億円規模 スクラップ除く

 2018年度では電極や耐火物、合金鉄などの副資材、配送費を含めた各種コストが大幅に上昇するため、普通鋼電炉メーカーでは収益悪化に危機感を募らせている。この鉄スクラップ以外のコストアップ分が普通鋼電炉業界全体に与えるインパクトは18年度で700億―800億円規模になる見通しであり、状況次第ではさらに大きくなる可能性もある。厳しい環境下において、普通鋼電炉メーカーではコスト上昇分を製品販売価格に転嫁する動きが加速している。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more