日本製特殊鋼線材製品、米自動車向け値上がり

 米国の日系自動車関連向けに供給される日本の特殊鋼線材製品価格が上昇している。米通商拡大法232条に基づく追加関税により、日本から米国向けの輸出線材価格が上昇、現地加工メーカーの作る線材製品にも追加関税分の25%を転嫁しているためだ。エンジンやトランスミッションの締結ボルトなど重要保安部品の素材で、母材から二次加工を含めた製造承認が必要で切り替えは容易でなく、関税引き上げが輸出量の減少にはつながっていない。ただ、追加関税範囲の拡大などさらなるリスクが懸念され楽観視できない状況だ。

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