2020年6月11日

関西地区 1号銅線600円乗せ

 関西地区で、銅スクラップの代表品種1号銅線(ピカ線)の市中相場が、1月以来5カ月ぶりにキロ600円台に乗り、新型コロナウイルスが深刻化する前(1月末)の水準を回復した。ナイモノ高と思惑買いが背景にあり、高値は615円以上の値も散見され、大手問屋は「今月分のロング(長期納入契約)の数量をまだ確保できていない。一体いくらを提示すれば売ってもらえるのか。全然買えていない」と嘆く。

スポンサーリンク