2019年11月29日

銅スクラップ 関西地区マージン適正化

関西地区の銅スクラップ市場で、伸銅・電線メーカーの購買価格と直納問屋の仕入れ値の価格差、いわゆる問屋口銭(マージン)の幅が広がっている。需給緩和が背景にあり、直納問屋は「ようやく適正な利幅を得られるようになった。ただ、その利幅を取れるのもロング(長期納入契約)で売れる数量だけ。決して潤っているわけではない」と語る。