2022年10月19日

アルミスクラップ 円安で輸出加速

円安でアルミスクラップの輸出が加速している。従来から人気のあるビス付きサッシや使用済みアルミ缶(UBC)だけにとどまらず、ホイールや込みガラ、ウワ物の63Sなど「アルミであれば何でも良い」(二次合金メーカー)状況にある。輸出業者の扱うスクラップは品質が良くないため、シップバック(輸出国に返送)も少なくない。ただ、今の大きく円安が進行する場面では、輸出するメリットがシップバックのデメリットを上回る。スクラップの海外流出は当面続きそうだ。

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