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2021.3.2鉄スクラップ、国内相場の上昇続く 需給ひっ迫 先高観依然強く
関西鉄源連 鉄スクラップ輸出入札2万4130円、関東比テンダー1070円安
日本からアジア向けの鉄スクラップ輸出相場は、頭打ち感が鮮明化している。関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル社長)は先週17日に第49回鉄スクラップ共同輸出入札を行い、トン当たり2万4130円(大阪湾岸FAS・H2グレード)で成約した。3月16日実施の前回比で1220円高となったが、今月9日の関東テンダー平均落札価格から約1070円安い。韓国向け輸出が放射能検査の強化等で新規商談が難航し、ベトナムや台湾向けへのオファー数量が急増したことが輸出相場を押し下げた。
H2 | 新断プレス |
42300円 (800) | 44100円 (800) |
388.43ドル (4.13) | 404.96ドル (4) |