2015年8月26日

鉄スクラップ、関西でも下落局面

 鉄スクラップ市況は、関西地区でも8月上旬以来の下落局面を迎えている。24日の関西テンダーで新規輸出成約価格(H2)がFASトン2万750円にとどまるなど、鉄スクラップ市場の悪化が鮮明化。市中に先安観が急速に広がる中で、東京製鉄が25日入荷分からの鉄スクラップ購入価格を全拠点一律トン500円引き下げたこともあり、大阪、姫路両地区でも電炉各社が一斉に買値引き下げに動いた。

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