2015年9月9日

鉄スクラップ市況、続落 関西でも6年半ぶり2万円割れ

 国内鉄スクラップ市況が続落し、関東に引き続いて関西でもリーマン・ショック明けの2009年以来、約6年半ぶりに電炉メーカー買値(H2)がトン当たり2万円を割り込んだ。中国を発端とした経済不安が鉄鋼市場にも波及。特に人民元引き下げなどに伴って中国から安価なビレット輸出攻勢が再び広がり、鉄スクラップ市場に対して世界的な影響を及ぼしている。

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