2016年12月26日

国内鉄スクラップ続伸 東名阪炉前が今年最高値

 国内鉄スクラップ市況が先週までに続伸し、東名阪主要3地区の電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格平均(H2)が5月を上回り、今年最高値となった。為替が円安基調で推移する中、中国ビレット価格や米国鉄スクラップ相場の上昇に伴い、アジアの輸出マーケットも続伸。東京製鉄が22日から鉄スクラップ購入価格を引き上げたほか、同日から各地区の電炉メーカー各社も買値の引き上げに動くなど輸出市況が国内相場を押し上げた。一方、電炉各社は鉄スクラップ価格の続伸などを受けて製品販売価格の引き上げを進めているが、「鉄スクラップ価格の上昇ピッチが販価引き上げのペースを大きく上回り、収益を直撃している」(大手電炉メーカー)など苦境に立たされている。

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