2017年5月8日

東京製鉄、鉄スクラップ集荷 艀利用を促進

 東京製鉄は、田原工場(愛知県田原市)において、平底の船舶「艀(はしけ)」を利用し、鉄スクラップの集荷を促進している。艀利用による田原工場の鉄スクラップ集荷実績は2016年度で6500トン前後。17年度入り後は5月上旬までで1万500トン前後と、前年度を大きく上回る集荷量となっている。東鉄は艀での集荷を強化することで田原工場の調達ルートを広げるとともに、鉄スクラップ企業などで問題になっている国内のトラック運転手不足に対応し、また鉄スクラップ集荷時のCO2排出削減を実現していく。

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