2018年9月7日

鉄スクラップ、関東市況軟調続く

 関東地区鉄スクラップ市況は軟弱展開が続いている。市中の発生が回復基調にあり、また先安観でデイーラーが出荷ペースを速めていることなど、需給が緩和した影響で地区メーカーへの入荷が大幅に改善し、今週から鉄スクラップの荷受け止め、荷受け制限に踏み切るメーカーが散発。一部のメーカーでは6日入荷分から9月入り後で2回目となる炉前購入価格引き下げに踏み切った。地区主要埠頭の湾岸価格もジリ安展開となっており地区鉄スクラップ市況は弱基調が継続している。