2018年9月25日

鉄スクラップ市況、西日本中心に続伸

 国内鉄スクラップ市況が西日本中心に続伸した。東京製鉄が20日入荷分から岡山・九州両工場、高松鉄鋼センターの西日本3拠点で鉄スクラップ購入価格を引き上げ、姫路地区以西で同日から東鉄に追随する動きが広がった。一方、東鉄の買値引き下げに対し、大阪地区など一部地域では電炉各社が静観しいている。国際マーケットでは依然として日本の鉄スクラップが独歩高となり、内外価格差が生じていることなどから「需給双方とも高値警戒感が強まりつつあるのでは」(商社)という。

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